「いつか英語を流暢に話せるようになって将来海外で働きたいな。」
こんな夢を持つ人に少しでも参考になればと思いこの記事を書いています。
どれくらいの英語力が必要なの?どれくらい勉強すれば英語を身につけることができるの?やっぱり英語を身につけるには留学するしかないのかな?こういった疑問を持っていると思います。
私は小さいころから将来は英語ができるようになって海外で働きたいと思っていました。英語を身につけフィリピンで4年働き、夢を叶えることができました
とはいえ、実際に英語を仕事で使えるようになったのは30歳を過ぎてからで、学生時代は英語学習に挫折し続けてきました。
そんな私でも「いつか英語ができるようになって海外で働くことができる」という根拠のない自信を持ち、英語の勉強を続けて英語ができるようになったことでチャンスをつかめることができました。
私が実際に働いた「フィリピンで働く」を前提にしてまとめていきます。
【体験談】フィリピン赴任4年の経験者が海外赴任に必要な英語力を解説する
フィリピンで働くために必要な英語力と勉強法について以下のようにまとめました。
フィリピンで働くために必要な英語力と勉強法
- フィリピンで働くために必要な英語力の目安はTOEIC730点
- TOEIC730点ってどれくらいのレベル?
- TOEIC730点取得までに必要な勉強時間
- 英語学習法
- 英語学習におすすめツール
これらについて解説していきます。
フィリピンで働くために必要な英語力目安はTOEIC730点
フィリピンは英語が母国語の国ではありません。
しかし、アメリカ統治の歴史からアメリカ文化の影響を大きく受けており、現地語と英語をミックスして使っていたり、多くの人が英語を使うことができます。
英語レベルが人によって大きく違い、オフィスで働いているような大卒の人の英語力は殆どの日本人より高く流暢に英語を操ることができるけれど、ネイティブ並みのボキャブラリーの豊富さはない、現地のアクセントも強い人も多い、という感じです。
ですから、ネイティブの国で暮らすよりも、英語力の高さは必要とされないし、英語を学ぶ大変さを現地のフィリピン人もわかっているので、英語力が大したことなくても、厳しいことを言われることもありません。
私はフィリピンで雇われて働くなら最低TOEIC730点くらい取れる実力があった方が仕事がしやすいし、生活でも困ることが少ないと思うし、友達、彼氏、彼女を作りやすくなって楽しく過ごせると思います。
なぜ私がTOEIC730点くらいが必要と考えているのか?ですが、私のTOEICスコアは820点ですが、過去の自分を振り返り、例えばTOEIC600点の頃に自分がどこまで英語で仕事ができたか?ということを基準に考えました。
また友人や同僚の英語力を見てきて、だいたい自分の感覚に間違いはなさそうだなと思っています。
フィリピン海外赴任に安心な英語力はどれくらい? の記事にまとめています。
TOEIC730点ってどれくらいのレベル?
TOEIC730点のレベルはTOEIC公式サイトによると、以下のように説明されています。
「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。」
通常会話は完全に理解でき、応答も早い。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。
TOEIC730点って実際にはどんなレベルなのか?にまとめていますが、語彙数は7,000~8,000語が必要といわれ、これは高校卒業程度の5,000語を越えており、高校レベル以上と言えます。
TOEIC高得点取得までに必要な勉強時間
どれくらい勉強すればTOEICのスコアアップすることができるのかな?と疑問に思う方もいると思います。
イギリスにあるオクスフォード大学出版局(Oxford University Press)がTOEICの勉強をする生徒を教える英語教師向けのガイドにまとめている「TOEICの点数を上げるために必要な勉強時間」によると、TOEICのスコアを上げるのに必要な期間、勉強時間は100点のスコアアップに約200時間の勉強が必要です。
1日1時間の勉強をしたとして、半年以上かかる計算です。目標点数までどれくらいの勉強時間が必要かをまとめた表は以下の TOEIC点数アップに必要な勉強時間 にまとめました。
忙しい社会人の英語学習は通勤時間などスキマ時間の活用がおすすめ
100点のスコアアップに約200時間の勉強時間が目安であるとわかったうえで、どうやって勉強を続けるのかがいちばん難しいところです。
私の場合は通勤時間に英語の単語帳を眺めて、単語帳についている音源で発音を聞いて、発音を確認して、暗記していきました。疲れているときには、ただただ英語を聞き流ししていたこともあります
もし通勤時間が片道1時間程度ある方は、通勤時間を英語学習の時間にすることをおすすめします。
当時は毎日鞄の中に英語の参考書を入れていました。
通勤時間でTOEICの勉強にまとめた通り、アプリだけでリーディング、リスニングまでTOEIC学習ができるスタディサプリTOEIC のような便利な教材もあるので、電車待ちの時間で単語を覚えたり、5分程度の動画で英語の勉強ができて、スマホとイヤホンのみで手軽に勉強ができるようになりました。
スタディサプリENGLISH TOEICテスト対策コース ベーシックプラン公式サイト
本以外でもアプリで勉強ができるのはとても便利だし、よりスキマ時間の活用をしやすくなりました。
英語学習におすすめツール
英語学習者にぜひおすすめしたいツールを最後にご紹介します。全て実際に私が試して取り入れて損はしないと感じているものです。
快適な英語ライフになるように、ぜひ取り入れてみてください。
ノイズキャンセリングイヤホン
通勤時間に英語学習をするのであれば、ぜひ購入をおすすめしたいのがノイズキャンセリングイヤホンです。なぜかというと、電車の中は騒音でうるさいので、よく英語の音声が聞こえないんですよ。
英語学習には時間がかかるので、あまり大きな音で聞き続けるのは耳によくないので、ぜひ早いうちにノイズキャンセリングイヤホンを手に入れることをおすすめします。
通勤時間の英語学習にはノイズキャンセリングイヤホンが必須 におすすめのノイズキャンセリングイヤホンを紹介しています。7千円~3万円台まで幅広くありますが、7千円のもので機能は十分です。
私も実際7千円台のSONY製のノイズキャンセリングイヤホンを長年使っています
使ってみるとびっくりしますよ。あれだけうるさかった電車の中が、ノイズキャンセル機能をONすると一気に無音の世界が広がります。
スタディサプリEnglish TOEIC対策コース
スタディサプリは、有名予備校講師がオンラインでわかりやすくて面白い授業をしてくれる学習サービスで、人気講師の面白くて質のいい授業が受けられるので進学校にも導入されています。
このスタディサプリの英語向け教材は日常会話、ビジネス会話、TOEIC対策などがありますが、私がおすすめするのはTOEIC教材。
料金は月額2,980円、1年割引だと月額1,980円となり、年間で12,000円の割引になります。
具体的には、まずTOEICの例題を解いてみます。その問題の解説として有名英語講師の関正生先生の5分程度の講義動画を観て問題の解き方をインプットします。
そのあと、例題に出てきた単語やフレーズの確認テストがあり、ディクテーションやシャドーイングといったインプットとアウトプットを組み合わせた勉強をしていきます。
アプリに従って進めていけば、自然にインプットとアウトプットを繰り返して効率的にTOEIC学習ができます。
本当にわかりやすいので、講義動画を観てみてください。
スタディサプリは7日間の無料体験ができますので、その7日間で関正生先生の解説動画だけでも一気に見てしまい、TOEICの攻略法を学んでしまうというのもアリですね。定期的に傾向が変わるTOEICテストの情報もちゃんとキャッチアップしてくれるので、久しぶりにTOEICを受ける人にもおすすめです。
スタディサプリENGLISH TOEICテスト対策コース ベーシックプラン公式サイト
オンライン英会話で講師といっしょにTOEIC学習
英語学習やTOEIC学習は独学でもできるものですが、孤独になりがちです。それを解決する方法として、オンライン英会話のレッスンでTOEIC教材を選び、講師といっしょにTOEIC学習をすることです。
いくつかのオンライン英会話がTOEICの資格対策ができるとしていますが、教材を追加料金なしで選択できるのはネイティブキャンプです。
TOEIC学習者にとってネイティブキャンプが優れているのは、月額6,480円で何回でもレッスンが受けられるので、1日何回でも短期集中でレッスンを受けて、1カ月~2カ月だけネイティブキャンプを使ってTOEIC学習をする、ということができる点です。
というのも長く英語学習を続けているとマンネリするんですよね。それと短期間だけオンライン英会話を取り入れる方がお金もかからなくてよいですよね。
ネイティブキャンプも公式サイトから申し込みで7日間無料体験ができるので、TOEIC勉強を先生と一緒にやってみたいという方はお試しください。
ネイティブキャンプ公式サイト
英語学習は時間をかければ、ネイティブ並みのペラペラは難しくとも、生活や仕事に困らないそれなりのレベルにはたどり着くことができます。
問題はそこにたどり着くまでの道のりがとても長いし、使っていないと忘れてしまうので、終わりがないところ。
英語ができるようになれる、という根拠のない自信を持ちつつ、英語の学習を積み上げていきましょう。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!