海外で働く人に読んでもらいたい!ゆるめな駐在員10の心得

LIFE

海外で働いていますが、現地社員が指示がないと自分から動かないので疲れてきました。。。

日本本社からの評価が気になります。

「あいつは何やっているのかぜんぜん見えない」

といわれているみたいです。

このようなことで悩んだり疲れてませんか?

わたしはフィリピンに駐在してそろそろ2年になりますが、うまくいかないことで悔しい思いをしたり、悩んだり、回復したり。

その経験を「海外で働く人に読んでもらいたい!ゆるめな駐在員10の心得」にまとめました。

東南アジア方面、もしくはラテン系の国で働いている方には特に参考にしていただけるのではないかと思います。

海外で働く人に読んでもらいたい!ゆるめな駐在員10の心得

海外で働く人に読んでもらいたい!ゆるめな駐在員10の心得

「駐在員 心得」でググるといろいろと先達の参考になる記事がでてきます。※

それに加えてわたしなりに経験してきたことを自分流にまとめました。

心得をもつとき、ふれ幅が大きく両極端なものがあったほうがいいと思っています。

「気力・体力が充実しているとき」はイケイケでいけるときなので意識高い系の心得をみて行動できます。

「気分が落ちているとき」は疲れちゃってるときなので、自分をアゲル心得が必要になってくると思います。

こういった逃げ道を用意したり、自分で対処する方法をもっておくのが大切です。

そうでないと、せっかく海外で働くという機会をつかんでも、病んで帰国となったらもったいないですから。

ちなみに「これは観ておくべき、本田圭佑選手のインタビューのご紹介」の記事でご紹介したインタビューで 本田圭佑選手 はこんなことを話しています。

その時は、完璧主義を捨てる。ダメージを受けてる時に完璧主義を維持すると、マイナスにしかならない。乗り切るには、開き直るんですよ。完成度の高さを捨て、ハードルを下げていいんで、とにかく前向きに、その状況をドライブすることにフォーカスする。質とか点数にこだわらない

時には理想を捨てて開き直ることを選択肢としてもっておくべき、ということですね。

それでは自分流にまとめた10の心得です。

前半は調子のいいとき、後半は気分が落ちた時に気持ちを切り替えるための心得です。

  1. 「異国から来たことを理解し、郷に入れば郷に従う」
  2. 広がった権限をもとに、視点を高く
  3. あうんの呼吸は通じない、伝わらないのは自分が悪い
  4. 現地の言葉を勉強し、現地の人と交流する
  5. 日本人感覚を捨てない
  6. 家族を大切に、家族の絆を強く
  7. 自分の身は自分で守る、ヤバイものには近づかない
  8. 今を楽しむ、いつかは帰るのだから時間を有効に使う
  9. ほんとにキツくなったら逃げればいい、死ぬよりまし
  10. 健康であること、これが何よりも大事

「異国から来たことを理解し、郷に入れば郷に従う」

日本=規律(decipline)のある国ということをよく外国人から言われます。他国から見ると日本はとても変わった国らしいです。

日本という変わった国から来たことを理解し、行った国のことを学び理解して社会に受け入れてもらっている、という謙虚な意識で生活をするくらいでちょうどよい、ということです。

以前タクシーに乗っていて、Googleマップで混み具合がわかったので、こっちの道の方がすいていそうだよ、とドライバーにコミュニケーションがてら話しかけたところ、「おれが道を決めるんだ、外国人はだまってろ」と言われたことがあります。

急いでいたのでもしかすると、わたしの言い方が悪く横柄な外国人と思われたのかもしれません。

ホントのところはわかりませんが、海外から占領された歴史のある国の人の中には本質的には外国人をよく思っていない人もいると聞いたことがあり、気をつけないといけないと思った経験でした。

「広がった権限をもとに、視点を高く 」

海外赴任をすると、だいたい日本にいたときよりランクが上がり権限が広がります。

日本では一般職の人が管理職になったり、課長クラスの人が現地責任者になるというケースもあります。

自分で決められる範囲が大きくなり、プレッシャーよりやりがいを感じる人が多いと思いはず。

それと同時に諸刃の剣でもあり、日本に帰った後は権限の大きさは元に戻るので、一度経験してしまったギャップを消化できず不満を感じる人が多いと聞きます。

海外で経験したことが活かせるポジションがないことも多く、ほとんどの海外赴任経験者が日本に帰任後、もしくは赴任中に辞めている、という会社もあります。

今から帰ることを心配しても仕方ないので、せっかくの機会、視野を高くもち、いままでとは違う経営者視点を身に着けるいいチャンスと割り切ろう。

「あうんの呼吸は通じない、伝わらないのは自分が悪い」

日本で仕事をしていると単一の民族、言語で構成され、文化的な背景が同じであることから、暗黙の了解が通じやすいです。

そういう意味で日本はコミュニケーションにかかるコスト(時間・負担)がとても低いです。

これに対して日本人が海外に出ると、言葉、文化が違うため、いままで当たり前だと思っていたこと、「言わなくてもわかるでしょ」的なところがまったく期待通りになりません。

やってほしいと思うことに対して、相手が理解してくれなければ、自分の伝え方が悪いと思わなければいけません。

「なぜそれをやる必要があるのか」

「いつまでにそれをやる必要があるのか」

など5W1HのWhat/When/Where/Who/Whom/How といった基本的なことを伝えることがどれだけ大切なのかを感じることになります。

「現地の言葉を勉強し、現地の人と交流する」

現地の母国語が英語ではない国で働いている人に当てはまります。

相手の文化を知るための1つの方法として言葉を勉強することがあげられます。

外国人が日本語で一生懸命に話しかけようとしてくれるとなんかうれしいですよね?

それと同じで現地の言葉を少しでも覚えてたまに使ってみましょう。

挨拶だけ使ってみるとかすると意外とウケもいいですよ。少しでも現地人の感覚に近づけることができると面白いと思います。

「日本人感覚を捨てない」

日系企業以外の方はあてはまらないと思いますが、さっきとは反対に、現地人に近づく努力をしつつも、日本人感覚を忘れてはいけません。

なぜならば日本人感覚で日本人として動くことを日本本社から期待されるからです。

現地の方を理解するために近づくけれど、完全に現地人化してしまうのはダメ。

いいとこ取りしつつ、残すところは残しましょう。

「家族を大切に、家族の絆を強く」

海外赴任で家族同伴だと家族の絆が強くなります。

海外で日本にいるより制限のある不自由な生活を送りながら家族で助け合うので自然とそうなることが多いです。

日本も最近は変わってきましたが、海外ではまず家族が優先。

そういう文化にふれると自然と考えが変わってくるのかもしれません。

「自分の身は自分で守る、ヤバイものには近づかない」

警察が外国人を平等に扱わないこともあると聞きます。

変なことに巻き込まれないように自分の身は自分で守るようにするしかありません。

以前日本人の友人とごはんを食べた帰りタクシーを待っているとき、物売りのお兄ちゃんが声をかけてきました。

興味がなかったので断りましたが、友人の断り方が彼の気に障ったのでしょう。

だんだんと突っかかってきてケンカ腰になってきました。

その場を抑えるため、自分の知っているできるだけ丁寧な英語で誤りその場を切り抜けることができましたが、ちょっと間違えばケガだけではすまない事態になっていたかもしれません。

危ないと言われていることをしない、場所に興味本位で行かない、を徹底しヤバイものに近づかない嗅覚が大切。

「今を楽しむ、いつかは帰るのだから時間を有効に使う」

ここからは息がつまったときに思い出したい心得です。

記事の冒頭の「現地人社員が思ったように働いてくれない」は 3番目の心得「あうんの呼吸は通じない、伝わらないのは自分が悪い」によってそれは自分のせいであることになりました。

あまりにも「自分が悪い・・」って思いすぎると疲れちゃいますよね?

また、「日本側がわかってくれない」「あいつは何やっているかまったくみえない」と言われてストレスためちゃってないですか?

それをため込んで深刻なことになる前に、どこかで諦めてリセットしちゃいましょう。

「今を楽しむ」ラテンの国に住んでいる方なら楽しむのが上手な現地の人たちをマネして今しかできないことをやって楽しみましょう!

遊んでるうちに案外うまくいくこともあるかもしれませんよ。

「ほんとにキツくなったら逃げればいい、死ぬよりまし」

ほんとに追い込まれたら死ぬよりはましなのでギブアップ宣言することも考えておきましょう。

今の築き上げてきたポジションを失うのが怖くて選択肢にできない方もおられると思いますが、最後の切り札としてもっておくことが大切だと思います。

会社は最後まで自分の面倒をみてくれないですから。

自分の身は自分で守る、ヤバイものには近づかない 」にも通じますね。

「健康であること、これが何よりも大事」

一番重要です。

とくに海外にいると病院にいくのも苦労します。

元気があればなんでもできる

これです。

元気がなかったら頑張れないし、感じよくもできないし、相手を思いやることもできない。

睡眠をよくとること、7-8時間くらい皆さん睡眠時間とれていますか?

私は日本にいるときは4-5時間くらいの睡眠でしたが、今は意識して6時間程度は眠るようにしています。

だめなときは早く帰って寝てしまいましょう。

元気であることが大事です

一番大事なのは健康であること。

できるだけ頑張ってみて、ちょっと疲れちゃったなーというときには気分をリセットできるようにしておく。

海外で働くうえではそういった自分を管理できる能力が大切なんじゃないでしょうか。

そのためには良く眠ることが重要だと思っています。

睡眠不足だと疲れていて誰かに良くしてあげたり、笑顔で「ハーイ!」とあいさつはできたとしても、その後にくだらない会話をひとつするのが面倒になりませんか?

「現地の言葉を勉強し、現地の人と交流する」がめんどくさくてできなくなってしまうこともあるとおもいますのでしっかり睡眠はとることをおすすめします。

最後に私が海外赴任をする前に読んだ本をご紹介します。

ソニー勤務で、初の海外赴任先で 「もう日本に帰ってくれ」 と言われた経験から徹底的に人をみつめ、20年で9か国を渡り歩いた著者。

その経験を本で学ぶことができるのでこの本はとてもコスパがよいと思います。

下のリンクからチェックしてみてください。

フィリピン駐在の方にとくに読んでほしいのはマンガ「課長 島耕作」で主人公の島耕作がフィリピン出向をする10~12巻です。

1990年とかなり前のマンガですが今読んでも結構リアル。

突然の異動でフィリピンへ出向となった島耕作には美人秘書のローラがつき・・・島の隣人の日本人駐在員の現地妻は日本にいる島の親友の婚約者だった・・その婚約者には実はフィリピン人の夫がいて・・・新規工場設立のためフィリピン財閥と話を進めるも・・・

といった感じのあらすじ。

徹底取材をもとに描かれているだけあってリアルにおもしろい。

フィリピンを知るためのとっかかりとして読んでみることをおすすめします。このマンガを読んだことのある駐在員は結構多いので話のネタにもなりますよ。

下のリンクからチェックできます。

※この記事を書くにあたり共感した以下のサイトを参考にさせて頂きました。

以上になります。

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