- 念願の海外赴任が決まった!
- 気軽に聞ける先輩もいないし誰か経験者の話を聞いて準備しておきたい
- 海外赴任が決まった人におすすめする本8冊を解説
海外赴任が決まったみなさん、おめでとうございます。望んでいた方もそうではない方も、せっかくの機会を楽しんで、成長の機会にできたらいいですよね。
この記事では日本では体験できない刺激的な経験ができる海外赴任が決まった方に読んで欲しい本を8選ご紹介します。
この記事を書いている私はフィリピンに赴任していた経験があり、自分自身が読んで刺激になった本をご紹介していきます。
海外赴任が決まった方におすすめの本8選【海外で活躍する日本人】
日本人が海外で最高の仕事をする方法 ― スキルよりも大切なもの
著者の糸木公廣氏がソニーで20年にわたり9ヵ国に海外赴任をしてきた実体験に基づく話は、海外で働く日本人にいろいろな気づきを与えてくれます。
たとえ私個人のごく限られた経験であっても、その中で得てきた気づきや学びは、皆さんにとって「答え」にはならなくても、それぞれの問いに向き合う上でのヒントや、考える「材料」になると思うからです。
あとがきから引用
あとがきに書かれているとおり、自分の状況と合わせて考えることでそれぞれが違う気づきを得られる本です。
著者の20年の経験が詰まっている本ですので、20代、30代の若手で赴任する方も、現地代表として赴任する方も、幅広い方におすすめの海外赴任にあたって必読の本です。
私はこの本を赴任前に読み、心熱くして赴任地フィリピンに向かいました。失敗した話、成功した話、どちらも自分の中で気づきをもらうことができます
異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
海外に出てまず身につけたいのが異文化コミュニケーションに関すること。日本人同士で仕事をするのとはわけが違うということを学ぶ必要があります。
日本はコミュニケーションに関してコストが低い文化、あまり細かいことを言わなくてもお互いに察する、察することができないと能力が低いと判断されますよね。
海外でその傾向がゼロとは言いませんが、海外赴任駐在員10の心得でまとめた通り、基本は
「言わないでもわかるよね」で失敗したら「言わなかったお前がわるい」です。
企業によっては海外赴任前に異文化コミュニケーションに関する講義や研修を受けると聞きます。そういった機会があれば必要がないかもしれませんが、異文化コミュニケーションに関する本を1冊でも目を通しておくことに損はありません。
ビジネスエリートが実践している 異文化理解の全テクニック
私がこれまで海外駐在や外資系企業勤務で培ってきた「異文化を理解するためのヒント」を100のトピックに分けて、一冊にまとめたものです。異文化の中で働くためには、外国語を学ぶことももちろん大切ですが、それよりも大切なのがコミュニケーションノウハウです。
ビジネスエリートが実践している 異文化理解の全テクニックから引用
こちらも異文化コミュニケーションに関する本です。
異文化コミュニケーションは自分とは違うということを、理解する気持ちがあるかないかにつきるのではないかと私は思います。
理解したうえで、この本のような実体験ベースでのノウハウを読むとどうしたらうまく過ごすことができるかがよりわかりやすくなるはずです。
マレーシア大富豪の教え
24歳のときに、無一文で日本を飛び出し、一代で、上場企業を含む約50社の一大企業グループを築き上げた人物。マレーシア国王から民間人として最高位の称号「タンスリ」を授けられた。現テクスケムグループ会長。2017年に旭日双光章を受章
引用元:Wikipedia
TVでも紹介されていたマレーシアで一代で巨大グループを築き上げた日本人の本です。雑誌やTVで取り上げられていたので、見たことがある方もいるはず。実話にもとづいて語られる経験談は海外で働く日本人の心を熱くするものがあり、こちらの本も幅広い方におすすめできます。
大富豪アニキの教え
堤真一さん主演の映画「神様はバリにいる」のモデルであり、最近はYoutubeやオンラインサロンでも有名なバリ島の兄貴こと丸尾孝俊氏の著書です。
課長 島耕作(10)(11)(12)フィリピン出向編
さくっとマンガで感じをつかみたい方にはこちら。1990年発売の30年前のかなり古いマンガになりますが、課長島耕作の10~12巻はフィリピン出向になった島耕作が描かれています。
いまとは考えられないくらい日本が元気があった時代のエリートサラリーマンの姿を垣間見ることができます。30年前のマンガにもかかわらず、いまでもフィリピンを理解するうえで参考になるのでフィリピン赴任が決まっている方は読んでおくとおもしろいですよ。
私はフィリピン赴任前にこのマンガを何度か読みましたが、フィリピンに住むうえでの危機管理など、スーッと腹に落ちて理解できるのでおすすめです
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
世界で活躍するサッカー選手も、移籍先のチームに馴染むためにいっしょにばかをやったり、異文化コミュニケーションを大切にしていることがよくわかります。
察知力
こちらも同じサッカー選手の中村俊介選手の本。あまりはっちゃけるイメージのない中村選手ですが、海外移籍時には現地になじむ、チームメイトになじむために努力していたのがわかります。
海外で仕事で成果を出すためにはやはり異文化コミュニケーションが大切ですね。
以上、海外で働く方におすすめしたい本8選でした。
いずれも海外で働く方にとってヒントや気づきを与えてくれる本なので、時間のあるときにぜひ読んでみてください。