この記事でわかること
- オンライン英会話業界の市場規模
オンライン英会話業界の市場規模って年々伸びていそうなイメージですよね?
新型コロナウイルスを契機に在宅の波が一気に来ているし、いろいろなものがオンライン化してきているのも追い風です。
対面型英会話教室とくらべて価格は安いし、いろんな国の先生と話ができるし、素晴らしいシステムだと感じています。
そんなオンライン英会話について、市場規模はどれくらいなのか?業界の大手っていうとどこなのか?をまとめます。
この記事を書いている私はフィリピンで4年間働いていた経験があります。いままでに13社のオンライン英会話のレッスンを実際に受けてきました
オンライン英会話業界の市場規模を株主向け情報から解説
結論ですが、オンライン英会話の市場規模は205億円です。(2020年度予想)
これについて掘り下げます。
オンライン英会話で唯一上場しているレアジョブの財務情報から確認
オンライン英会話業界で唯一の上場企業
レアジョブはオンライン英会話業界で唯一の上場企業です。
引用元:レアジョブ公式サイト
オンライン英会話を運営する企業はたくさんあるけれど、オンライン英会話事業専門で上場する企業はレアジョブだけ。
上場企業は業績をオープンにする義務があるので、企業のサイトに行くと売上高等の財務情報を確認できるし、投資家向けに会社説明を積極的にする機会が増えます。
レアジョブの投資家向け情報から2020年度予想と、2018年度のオンライン英会話市場規模について情報がありましたのでまとめます。
2020年度(予想)のオンライン英会話市場規模は205億円
こちらのレアジョブ個人投資家向け資料を見ると、2020年度予想でオンライン英会話市場は205億円であることがわかります。
通常の対面型の英会話教室市場が横ばいからコロナ禍で縮小したなかで、オンライン英会話市場の拡大は前年比で20%強と勢いを増しています。
ちなみに同じ資料の17ページ目にレアジョブの決算情報があり、2021年3月期は53.3億円とだいたい業界内で4分の1のシェアがあることがわかります。
その他のIR情報
レアジョブの公式サイトからIR情報を確認したところ、参考になる資料を見つけました。
株式会社レアジョブの公式サイト >> IR >> IR資料 >> 2019 とたどっていくと、「 フィスコ企業調査レポート 2019年12月23日(月) 」という資料があります。
フィスコは投資情報を提供する有名企業で、このレポートではレアジョブやオンライン英会話の市場規模についてまとめられています。この資料から市場規模と、競合他社について確認できました。
調査会社の調べによれば、2018年度の語学ビジネス総市場規模は前年度比2.3%増の8,866億円に拡大している。このうち、外国語教室市場は同0.7%増の3,530億円と微増にとどまった一方で、e-learning市場(オンライン英会話を含む)は同13.6%増の125億円と2ケタ成長が続いた。3年間の年平均成長率で見ても外国語教室市場が0.9%成長であるのに対して、e-learning市場は16.0%成長となっており、学習方法が対面型から遠隔型にシフトしていることがうかがわれる。
引用元: フィスコ企業調査レポート 2019年12月23日(月)
<中略>
(2)競合
競合企業について見ると個人向けサービスでは、DMM 英会話、ネイティブキャンプ、ビズメイツなどがある。これらを運営する企業はいずれも未上場なので規模は不明だが、DMM英会話については料金がほぼ同水準で、講師はフィリピンだけでなく世界120ヶ国から6,500人と同社と同等の規模であり、24時間いつでも受講できることが特徴となっている。
上記をまとめます。
オンライン英会話の市場規模は205億円 (2020年度予想)
- 対面型英会話からオンライン英会話にシフトしている
- 最大手レアジョブの市場シェアは4分の1ほど
- 他大手としてDMM英会話、ネイティブキャンプ、ビズメイツ
大手オンライン英会話の料金や特徴を比較
オンライン英会話大手4社の比較
レアジョブの競合として名前が挙がっていたのは、DMM英会話、ネイティブキャンプ、ビズメイツの3社でした。
この4社を比較してみました。
商品A | 商品B | 商品C | ||
---|---|---|---|---|
月額料金 (税込) | 7,980円 | 1日1レッスン7,900円 | 1日1レッスン6,480円 | レッスン回数無制限13,200円 | 1日1レッスン
講師国籍 | 日本 | フィリピン122カ国 | 120カ国 | フィリピン |
講師数 (人) | 6,000 | 10,000 | 12,000 | 1,000 |
開講時間 | 6-25時 | 24時間 | 24時間 | 5‐23時 |
レッスン形式 | マンツーマン | マンツーマン | マンツーマン | マンツーマン |
レアジョブ英会話公式サイト
| DMM英会話公式サイト | ネイティブキャンプ公式サイト
| ビズメイツ公式サイト
|
レアジョブは現在はフィリピン人講師と日本人講師が在籍していますが、元はフィリピンの東大といわれるフィリピン大学卒講師のみを採用していたように講師の質へのこだわりが強いです。月8回までの手軽に試したい方向けのコースから、ビジネス英語まで幅広く提供しています。
レアジョブ英会話公式サイト
DMM英会話はネイティブや日本人講師含めた世界各国の1万人の講師と英会話ができるスケールの大きさが魅力です。
DMM英会話公式サイト
ネイティブキャンプは予約不要で無制限に英会話レッスンができて定額月額6,480円なので、コスパよく英語漬けになれる素晴らしいオンライン英会話です。
ネイティブキャンプ公式サイト
ビズメイツはビジネス英語に特化していて、少し料金が高めですが、社会人が仕事で使う英語をオンラインで身につけるのに最適です。
ビズメイツ公式サイト
実際に私がレッスンを受けて正直な感想をまとめた記事も参考にご覧ください。
レアジョブレビュー記事はこちら
DMM英会話レビュー記事はこちら
ネイティブキャンプレビュー記事はこちら
ビズメイツレビュー記事はこちら
オンライン英会話月額料金の相場
上記の画像はオンライン英会話12社の料金と特徴をまとめたものです。見るとわかる通り6千円台~7千円台に集中しています。
ちなみに最安はスパトレというオンライン英会話で月額4,900円です。第二言語習得論に基づくレッスンを提供している安くてもしっかりしたオンライン英会話です。
>> スパトレ体験談はこちら
オンライン英会話のビジネスモデル
その他、レアジョブのIR情報からオンライン英会話のビジネスモデルが少しわかります。
月によってレッスンのおこなわれる日数が異なります。30 日の月と 31 日の月がある中で 12 月に 関しては、クリスマスでレッスンが休みになったり、年末年始で 31 日が休みになる、それからこ れは日本人が、忘年会が多いからだと思うのですが、あまり受けなくなるというところがございま す。それによって 12 月はレッスンの受講率が少なくなるトレンドがございます。そういったトレ ンドがあるので 12 月、冬に関しましては粗利益率が上がるというところになって利益が出やすい 構造になっています。
一方で例えば 1 月とか 4 月に関しては、受講者のマインドが英語を勉強しようというマインドにな っております。そうすると 1 月、4 月は受講数が増えるのですがそうすると、原価率はレッスン数 が増えるので、ちょっと上がるという構造になっております。そういった季節要因が、利益に対し ては影響してくるというところがございます。
引用元: 2019年3月期 決算説明会書き起こし
まずレッスンの受講率が下がると利益率が上がるという点。これは講師に支払う給料がレッスン数次第で上下する歩合であることがわかります。
12月はイベント事が多く受講が減るけれど、年度が変わる1月4月は英語勉強熱が上がりレッスン受講が増えるといった傾向が毎年あるとのこと。
これらのコメントから、オンライン英会話のビジネスモデルとしては、ほとんどの生徒が毎日受講することを想定していないということがわかります。
オンライン英会話側が毎日レッスンを受けないことを前提としているということで、例え毎日続かなくても気にする必要はないかもです。
まとめ
この記事をまとめます。
記事のまとめ
- オンライン英会話の市場規模は205億円(2020年度予想)
- 学習方法が対面型英会話からオンライン英会話にシフトしているので今後も市場が大きくなると見込まれる
- 大手はレアジョブ、DMM英会話、ネイティブキャンプ、ビズメイツ
レアジョブ英会話公式サイト
DMM英会話公式サイト
ネイティブキャンプ公式サイト
ビズメイツ公式サイト
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!