TOEICスコアを100点上げるのに必要な勉強時間の目安は約200時間です

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この記事でわかること

  • TOEICの点数アップに必要な勉強時間


英語勉強を続けるのは大変だし、手応えがないと、この勉強法でいいのかな?と不安になると思います。

そんなときTOEIC試験は点数として結果が出るから気持ちを保ちやすいのがいいんですよ。

会社員であればTOEICで高得点とれれば手当が出ることもあるし、海外赴任や転職のチャンスもあるので、やっといて損はないです。

では、TOEICの点数を上げるにはどれくらいの勉強をしたらいいの?と目安を知りたくなりますよね。

この記事ではTOEICの点数を上げるために必要な勉強時間の目安に、実際の私の経験を合わせて解説していきます。

この記事を書いている私は25歳でTOEIC330点から英語の勉強をはじめ、32歳でTOEIC820点を取得しフィリピン赴任をした経験があります。

目次

TOEICスコアを100点上げるのに必要な勉強時間の目安は約200時間です

「TOEICの点数を上げるために必要な勉強時間」をまとめたのがこちらの表です。

出展元はイギリスにあるオクスフォード大学出版局(Oxford University Press)がTOEICの勉強をする生徒を教える英語教師向けのガイド「A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success」P.6です。

これをみると、100点の点数アップのために、200時間以上の勉強時間が必要であることがわかります。

・縦軸の「Current Score」は現在の点数のこと。
・横軸の「Target Score」は目標の点数のこと。

例えば現在の点数が250点だった場合、350点に点数を上げるためには200時間の勉強が必要で、950点まで上げるためには1750時間が必要ということを示しています。

上の表のデータをグラフにしたのが以下になります。

950点までにかかる時間=1750時間の勉強を積み重ねるには、どれくらいの期間がかかると思いますか?

仮に毎日1時間勉強を続けられたとして、1750日÷365日=4.79….

TOEIC250→950点 まで、毎日1時間の勉強を継続できたとして、ざっくり約5年弱かかる計算です。

体調悪い時だってあるし、仕事で忙しいとき、遊びに行く日、旅行に行く日、冠婚葬祭で忙しいとき、いろんなできない理由があるなかで、なかなか毎日続けることってできないです。

とすると、5年以内にTOEIC250点から950点のレベルに到達するのって、すごーく大変であることがわかります。

TOEICの点数アップに必要な勉強時間を検証【諦めないことが最重要】

「TOEICの点数を上げるために必要な勉強時間」について、オクスフォード大学のデータって本当に正しいの?ということを、私の経験を照らし合わせて見ていきたいと思います。

結論は、目安としてかなり正しいと思う、です。

詳しくみていきます。

スタートはTOEIC330点 → 820点まで約8年

私のスタートはTOEIC330点、そして820点まで約8年もかかっています。

先ほどの表でみると、TOEIC350→850点までに必要な時間は1225時間です。

引用元「A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success」P.6



これに対して、実際の私の勉強時間がどうであったか?をTOEIC330→820点までに試した勉強法 の記事から、振り返って考えてみます。

実際の私の勉強時間

・通勤時間を使ってリスニングや単語帳で勉強(1日30分程度)
・平日はたまにTOEICの勉強
・休日は映画・海外ドラマを観るくらい

平日は通勤に往復2時間以上かかっていましたが、本を読んだり、疲れてやる気がないときもあったりで、フルに時間を使うことはできなかったので、せいぜい1日30分くらいの勉強時間だったと思います。

年間120日休みがあるとして、通勤は245日。

245日 × 30分 ≒ 120時間

年間で120時間くらいの勉強を通勤時間にしていることになります。

120時間 × 8年 = 960時間

8年間で通勤時間に960時間の英語勉強をしていた、ということになります。

おー、積み重ねって大事ですね。

そのほか、主にTOEIC試験前のみ喫茶店やマクドナルドで勉強をしていました。

カウントが難しいですが、TOEICを約年2回ペースで受けていたので、受験前の1カ月、週に2回、2時間は勉強をしていたのでそれを含めます。

平日2日 × 4週 × 2時間 = 16時間 × 年2回 = 32時間
32時間 × 8年 = 256時間

先ほどの通勤時間960時間と合わせます。

960 + 256 =  1216時間

先ほどのTOEIC350→850点までに必要な時間は1225時間に近い時間、実際に勉強していたことがわかります。


これ以外にも勉強としてインプットをしていたつもりはないけれど、映画や海外ドラマを観る、英会話スクールやオンライン英会話、海外旅行の時間をもし含めるなら、1225時間をゆうに超えていますが、TOEIC特化勉強ではないので、除きます。

効率よりも自分が続けられる方法をみつけることが重要

もし私が毎日1時間の勉強を続けることができたなら、計算上は3年半弱で現在の英語力まで到達できていたことになります。

ただ、私にはムリでした。意思も弱いし、そんなモチベーションがなかったからです。

あまり何も考えずに、いつかできるようになるはず、という根拠のない自信と、英語の勉強が嫌いじゃなかったので、英語の勉強を続けることだけはできました。

結果的にはこれが自分には合っていたということです。

結局自分の経験から言えるのは、英語を身につけるのってそんなに簡単ではなく、やっぱり時間がかかるんですよ。

短期間で身につけたいんだったら、勉強時間を確保するために仕事を早く終わらせたり、遊びを我慢したりと、それ相応の犠牲を払い、意思を通せる強さが必要。

長い期間をかけて、いつ到達できるかもわからない勉強を続け、私のように実際に身につけることができる人もいます。

そう考えると、とにかく英語の勉強を諦めないで続けることが最重要と言えるのではないでしょうか。

もちろん個人差はありますが、続けられればそれなりレベルなら到達できるのが語学ではないかというのが私の今の思うところです。

まとめ

この記事をまとめます。

TOEICの点数アップに必要な勉強時間

  • TOEIC250→950点 まで上げるためには1750時間が必要

諦めないで英語の勉強を続けることが最重要

  • 英語を身につけるには時間がかかる
  • 短い期間で身につける方が効率よくできる(継続がむずかしい)
  • 長い期間で身につけるのは効率が悪い(継続がむずかしい)が時間をかければ結果は出る

習熟のスピードの違いや、勉強方法などで個人差は当然ありますが、英語習得に必要な勉強時間の目安になる情報だと思いますので、参考にしていただければと思います。

とにかく自分が気持ちよく続ける方法を見つけられるか、というところが英語習得には重要になります。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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