この記事を読むとわかること
- TOEIC330点から820点まで伸ばし海外勤務するまでに実際に役立った勉強法
今はまだTOEIC300点台しか取れないけど、将来英語を使った仕事がどうしてもしてみたい。でもどうやったらいいかわからない、こんな悩みを抱える人に、この記事では私の経験談を中心に勉強法をまとめていきます。
私の英語勉強スタートは遅くて25歳から。社会人になってはじめてうけたTOEICで330点・・・ここからコツコツ続け、留学なし、自己流で勉強してTOEIC820点を取りました。
時間はかかったけど、他の好きなこと、仕事の勉強もやりつつ、英語もあきらめずといった形で、焦らず諦めなかったのが結果的に良かったんだと思います。
私がやってきたことで、本当に役に立ったと思う英語勉強法をまとめます。
この記事がお役に立てればうれしいです。
TOEIC330点から820点になるまでに実際に役立った6つの勉強法
私がTOEIC820点までにやってきて実際に役立った英語勉強法は以下の6つです。
- TOEIC 勉強で英語の基礎力をつける
- 海外ドラマで楽しみながら英語に慣れる
- 通勤時間の多聴で英語に慣れる
- 英語を話す練習をしてみる
- 外資系企業の面接を受けてみる
- 英語を使った仕事をする
1.TOEIC 勉強で英語の基礎力をつける
TOEICの勉強をすることは英語力を上げるのにとても役立ちます。
TOEIC試験を受ければ自分の実力を点数で把握できるので、英語を勉強するときの目安にもしやすくて、とくにこだわりがなければTOEICを中心に勉強していくのがおすすめです。
TOEICで学ぶ英語は、けっこう実際の仕事で活かすことができるし、よくできた英語のテストだと思います。
それにせっかく英語を勉強するんだったら、実力をわかりやすく証明できるものがほしいですよね?
日本ではTOEICの点数が評価対象になりやすいのもポイント。うまくTOEICを活用するのがおすすめです。
TOEIC公式問題集
TOEICを勉強すると決めたら、いちばん大事なのが公式問題集を買うこと。
問題集を買ったら下記のようなことから勉強していきます。
- 単語や語彙をおぼえる
- 文法をおぼえる
- リスニングの音声に慣れる
- 問題形式に慣れる
単語や語彙をおぼえる
はじめはわからない単語ばかりで心が折れます。単語帳を購入してコツコツ覚えていきましょう。
私が使っていたのはこちら。
カバーはぼろぼろになってしまったので、捨てました。
単語の発音と例文を収録したCDがついていて、発音を確認しながらできたのがよかったです。
今はこちらの改訂版が発売されています。
文法をおぼえる
私はTOEICの公式問題集と解答を見て勉強したり、TOEICの攻略本で学ぶ文法のみしか勉強してこなかったので実はあまり文法は得意ではないです。
ただ初めにしっかりと文法=英語のルールを頭に入れておくほうが、勉強の効率はいいと思います。
こちらの本が私のまわりで評判がいいです。
リスニングの音声に慣れる
私はTOEIC公式問題集を買うとついているリスニングパートの試験問題をひたすら聞き流しました。
全然内容がわからなくてもいいんですよ。
ただただ聞き流しをすることでTOEICの問題を聞き慣れることができました。
問題形式に慣れる
問題の解き方のテクニックを教えてくれる本を使うことを強くおすすめします。
実際に下記の本は私がTOEIC500点台のころに購入して勉強し、一気に600点台まで伸びた実績があります。
600点付近で停滞している方は、この本のテクニックを学ぶことをおすすめします。
2.海外ドラマで楽しみながら英語に慣れる
私が映画や海外ドラマが好きだということもありますが、 海外ドラマをひたすら観て、 楽しみながら英語に触れるようにしました。TOEICって仕事の話が結構でてくるので、疲れちゃうんですよね。
海外ドラマがいい理由は、1話が1時間以内で完結するからです。
まず日本語字幕で観る
↓
英語字幕で観る
2回観ることになるので、1作品の時間が短い方がいいんですよ。
映画だと2時間×2=4時間 とかかかっちゃうので、ちょっと長いですよね。
よく観ていたのは、「24」や「グレイズアナトミー」といった長く続いている海外ドラマ。
私は24のようなアクションが好きですが、あまりセリフの数が多くないんですよね。
本当はもっとセリフが多いものの方が英語勉強には向いているんです。
例えば英語学習者の定番海外ドラマの「フレンズ」は 男女6人の友情や恋愛事情、仕事、家族が題材のコメディなので、とにかく会話が途切れず続くので英語勉強には最適です。
また1話が30分で完結するので、日本語字幕→英語字幕 で2回観ても1時間で済むというところもおすすめのポイントで、世界中で英語学習に使われています。フィリピン人の友人も英語の勉強に「フレンズ」を使ったことがあるといってました。
DVDでセット購入してしまうのが楽ですが、もし同じ作品ばかり観るのは飽きるな、と思う方はVOD(動画ストリーミングサイト)ならいろんな作品を選べます。
英語字幕のあるVODはhuluとNetflixとAmazonプライムです。日本語字幕で意味を確認した後で英語字幕で英語勉強するという楽しみ方ができます。詳しくは「海内ドラマで楽しく英語学習」をご覧ください。
3.通勤時間の多聴で英語に慣れる
通勤時間にスピードラーニングのCDからダウンロードしてMP3でひたすら聞いていました。
英語のリズムに慣れる、言い回しを覚えるのに効果的だったと思っているんですが、世間的には、聞き流しは意味がないと賛否両論というか、否定派が多いですよね。
でも始めは英語の音に慣れる必要があるので、聞き流しだけでは英語が出来るようにならないのは事実ですが、聞き流しも効果はあります。
ちなみに通勤で聞き流しをするときは、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンがおすすめです。
電車の中で英語を聞こうとすると、かなりボリュームを大きくしないと聞こえないんですよ。
そうすると耳にもよくないので、小さな音でも確実に聞けるノイズキャンセリングのイヤホンを手に入れましょう。
4.英語を話す練習をしてみる
英語の発音を学ぶことで、リスニング力が上がることをご存知でしょうか?
正しい発音を知らないと、自分が知っているはずの単語でも、結びつかなくて聞き取れないんですよ。
だから発音を学ぶことは大切なんですが、私はいつか英語が話せるようになりたいな、と楽しみながら英会話を取り入れていました。
・対面型の英会話教室
・オンライン英会話
・海外旅行
今ならお手頃価格のオンライン英会話を都合のいい時間に自宅からできるので、是非活用してみてください。
5.外資系企業の面接を受けてみる
TOEIC600点を超えると履歴書にアピールできるレベルになります。実際には600点は英語を仕事で使うスタートラインに立った状態だと思います。
少し自信がついたことで、英語を使って仕事ができる転職を目指すことにしました。
そこで人材紹介会社に紹介されたのが外資系の企業。興味があったので受けてみました。
・履歴書
・職務経歴書
・面接
あたりまえですが、これらすべて英語で行う必要があります。
これ結構大変でしたが、英語で自分のキャリアをまとめ、説明する経験はとてもいい経験でした。
外国人と英語を使って面接ができたという経験から「英語を使って仕事ができそう」という感触をつかむことができました。
6.英語を使った仕事をする
その後も勉強を続けているうちにTOEIC760点となり、念願の英語を使う職場に転職、実践で英語を使うことで820点まで上げることができました。
でも、仕事で英語を使い始めた頃は何を言っているのかほとんど理解できなかったんです。
それでも毎日なんとか仕事とオンライン英会話を頑張りました。初の海外出張では外国人相手に英語でプレゼンをしたり、英語が日常になりました。
はじめての海外出張では小さいころからの夢が叶い、満員の機内で感極まって涙をこらえるのが大変でした。英語でのプレゼンも緊張したことより達成感のほうが良く覚えています。
楽しみながらゆっくりと英語を学んできたのがうまくいった秘訣だと確信しています。
まとめ
この記事をまとめます。
TOEIC330点から820点になるまでに実際に役に立った勉強法
- TOEIC 勉強で英語の基礎力をつける
- 海外ドラマで楽しみながら英語に慣れる
- 通勤時間の多聴で英語に慣れる
- 英語を話す練習をしてみる
- 外資系企業の面接を受けてみる
- 英語を使った仕事をする
無理なく続けるためには、楽しみながら続けることがコツです。
この記事が英語を勉強する初心者の方のお役に立てたならうれしいです。