
TOEICのリスニングが苦手で点数をアップさせたいです。何か裏ワザ的ないい方法ってないのかな?
こんなお悩みに答えします。
この記事を書いている私はフィリピンで英語で仕事をして3年、社内では通訳を任されることもあります。いままでにたくさんのオンライン英会話で英語を学んできました。
いきなりですが、英語のリスニング力を上げるために、英語の発音を学ぶことは大切です。
発音とリスニングが何で関係あるの?と思われるかもしれませんが、覚えた単語の正しい発音を知らないと、リスニングしたときに、知っている単語だと気づくことができないんです。
知っている単語なのに、聞いたときに理解できないなんてもったいないです。
この記事ではTOEICなどでリスニング力を上げたい方も、英語の発音を練習したほうが良い点について解説します。
実際に私がオンライン英会話の発音矯正レッスンを毎日受けた結果、発音だけじゃなくてリスニング力も上がったと実感できたので、これについても解説します。
リスニング力を上げるためにオンライン英会話で英語の発音を練習しよう

英語の発音練習は、スピーキング・リスニング両方に効果があります。
せっかく単語の意味と発音を覚えたけど、もし間違えて発音を覚えていたらどうなるでしょうか?
残念ですが、リスニングの時に自分が知っている単語と結びつかないので何を言われているかわからない、ということが起こります。
これ、もったいないですよね?
またネイティブの英語の発音は単語と単語をくっつけて発音したり、発音しない音があったりするので、そういうルールも知らないと聞き取ることができないことがあります。
具体的には以下のような法則があります。
- リンキングサウンド(単語と単語がつながって発音される)
- ドロッピングサウンド(音の脱落)
単語の発音が変ってしまう事実を知らない限り、元の単語を知っていたとしても、何を言われているかわからないわけです。それぞれ解説します。
リンキングサウンド
アメリカ人などのネイティブは単語と単語をつなげて発音をしますので、元の単語の発音とは違う発音になることがあります。
なんでなのか?とあまり考えずネイティブの習慣と思って覚えてしまったほうがよいです。
例えば、子音+母音の組み合わせで発音が変わる例を挙げます。
- in a [ina, イナ]
- based on [base-ton, ベーストン]
- with a [wi-tha,ウィザ]
単独の単語のときは「イン ア」だったはずが、合わさると「イナ」と発音されたり、「ベースド オン」だったはずが、「ベーストン」に省略されます。発音の変化のルールを知らないと、相手が何を言ってるのかわからないですよね。
こういう発音を勉強することで、音の変化のルールを覚えるので、結果的に英語が聞き取りやすくなり、リスニング力向上にも役立ちます。
ドロッピングサウンド
もう1つは、例えば h の音が省略されてしまうパターンです。
- about his (abou-diz, アバウディズ)
h の発音が消えて、dに変わるなんて知らなきゃわからないですよね。
私はオンライン英会話で発音矯正を受けてはじめて学びました。こういうルールを学んでいくことで、自分の発音を直しつつ、聞き取ることができるようになっていくんです。
発音で注意した方がいいこと
参考として私が発音矯正でどんなことを先生から指摘されたか?をまとめました。
はじめは語尾がよく聞こえないと言われた

単語の最後の音が聞こえないよ
発音練習の教材を読んだとき、先生から「語尾が良く聞こえない」と言われていました。例えば、単語の複数形で最後にsを付けることがありますが、このsが聞こえないと言われました。
あとは、単語の過去形のedを語尾につけて発音するところが良く聞こえない、とも言われました。
L R, TH の発音がはっきりしていない
さらに定番ともいえる、
- th (舌を上下の歯で挟むようにして ス ッ と発音)
- L
- R

thの音が聞こえないよ
Rの音がLみたく聞こえるよ
こんな感じのアドバイスももらいました。私は特に LとR が続く単語が苦手です。例えば
relaxing
という単語をスムーズに発音するのがめちゃくちゃむずかしい。このように、直すべき発音を指摘をしてくれるので、間違いをひとつずつ直しているような感じです。人に指摘してもらわないと発音はなかなかわからないものです。
しかも普段わかりづらいなと思われていても誰も指摘してくれていない可能性もあるので、自分で気づいて直していくべきです。
英語の音読スピードが上がった
私が受けたのはネイティブキャンプの「発音矯正トレーニング『実践発音』」です。

このレッスンでは、教材を制限時間内に音読するタイムトライアル制の音読練習をします。この練習を通して英語を音読する速度が上がりました。
実感するのは、例えば英語の勉強として洋画や海外ドラマを観ているとき。いままでは英語字幕を追っているだけでしたが、音読の速度が上がったことで、 俳優のセリフと合わせて音読、シャドーイング練習することができるようになりました。
もちろん完璧にできるわけではないですけど、前より追いつけるようになりました。音読スピードが上がった証拠だと思います。
ネイティブの発音ルールを学んだ結果

どういうルールで発音が変わるのか?をネイティブのルールを学んだ結果、自分の発音が良くなっただけでなく、リスニング力も上がりました。
いままで聞き取れていなかったのは、自分が正解だと思っている発音との結びつきができなくて、理解ができていなかったんですね。
リスニング力が上がることは、はじめ全く期待していなかったので、うれしかったです。
リンキングサウンドとドロッピングサウンドのルールを知っただけでも発音、リスニング両方を強化できました。

いまいち信じられないな~と思う方もいるかと思います。本当に効果がありますので、一度お試しでもいいので発音矯正をやってみることをおすすめします。
参考として私が受けたレッスンはネイティブキャンプの発音矯正コース。
初級・中級、上級があって、それぞれ30個の教材があるので、全部で90個の教材があります。私は全てのレッスンを受けました。
だいぶ発音がマシになったと思うし、リスニング力が上がったと思います。
発音矯正の教材のあるオンライン英会話を3つご紹介します。
この中でどうして私がネイティブキャンプを選んだかというと、24時間開講していて、6,480円(税込)のみで回数無制限で英会話のレッスンをマンツーマンで受けられるからなんです。
圧倒的なコスパの高さだと思いませんか?
他のレアジョブとDMM英会話の2社は1日複数回を受けるコースは月額1万円を越えてしまいます。
TOEICのリスニング対策として発音レッスンだけ集中的に受けてみたいという方は、ネイティブキャンプは7日間の無料体験があり、発音レッスンをすべて受けられますので、試してみることをおすすめします。
例えば1日3レッスンを受けたとしたら、3×30日=90レッスン
1か月で発音レッスンを終了可能です。
ネイティブキャンプにはTOEIC教材もあって、問題を解いて、先生から解説を受けるという教材も選べるので、気に入ったら続けて月額6,480円を活用してTOEIC勉強を続けることができるのでおすすめです。
まとめ
オンライン英会話の発音矯正レッスンの効果のまとめです。
TOEICのリスニング力が伸び悩んでいる方、発音を良くしたい思っている方、どちらにも発音矯正レッスンはおすすめです。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。