- オンライン英会話はフィリピン人講師が多い
- でもフィリピン人講師って英語ネイティブではないけど大丈夫なの?
- オンライン英会話でフィリピン人先生を選ぶ5つの理由
オンライン英会話というとフィリピン人講師が教えてくれて安いっていうイメージがあるけど、フィリピン人講師って大丈夫なのかな?と不安な人も多いです。
一度フィリピン人講師のレッスンを受ければわかりますが、しっかりと教えてくれて、且つ明るく励ましてくれることが多いので、結構おすすめなんですよね。
これについて解説していきます。
この記事を書いている私はフィリピンで4年間働いていたことがあります。これまでに13社のオンライン英会話のレッスンを受けてきました
訛りが心配?それでもオンライン英会話でフィリピン人講師を選ぶ理由
まず私がフィリピン人講師を選ぶ5つの理由をまとめました。
- 訛りはあるけど少な目
- 英語レベルは高い
- 楽しませてくれる先生が多い
- ネイティブの英語のように変化しないからわかりやすい
- ネイティブに比べて割安なレッスン料
1つずつ深掘りします。
1.訛りはあるけど少な目
アクセント=訛り はどの国の人にもあります。ネイティブでもアメリカ、イギリス、オーストラリアと地域によって発音の仕方が違います。
「フィリピン人って英語訛ってないの?」という疑問に対しては、
「はい、訛っています、でも少な目だし、中にはすごいきれいな発音する人もいる」
というのが私の感想です。具体的には、以下のような傾向があります。
- Rの発音がより巻き舌(タガログ語をひきずっている?)
- 基本はアメリカ英語発音だけど、たまに謎の発音があったり
ただそんなに心配はありませんので、もう少し説明します。
フィリピン人は英語ネイティブスピーカーではありません
フィリピン人の母国語はタガログ語をはじめ、170種類もある現地語で普段は話している人が多いです。それでも、テレビや学校の授業で小さいころから英語に触れてきて人口の9割が英語を話せて世界で3番目の英語話者の多さを誇る国です。
事実、英語力の高さと人件費の安さでフィリピンには世界各国企業のコールセンターがあることからも英語力の高さは折り紙つきです。実はこのコールセンターが多いというところもフィリピン人の発音が良い1つの理由です。
コールセンターで働いた経験のあるフィリピン人に聞くと、研修でネイティブの発音に近づけるための発音矯正のトレーニングを受けるそうです。なぜなら、顧客が電話をしてきたときに、訛があり英語ネイティブでないとバレると、「お前と話してても仕方ないからボスを出せ」と言われてしまうので、仕事をこなすためには、”非ネイティブばれ”しないように発音矯正を何年もかけて行います。
コールセンターの仕事は夜が遅かったり、精神的にも疲れる仕事なので入れ替わりが激しい。だから元コールセンターのトレーナーがオンライン英会話の先生をしていることが結構あります。
講師の経歴をチェックしてコールセンターで働いていたことがある講師を狙うこともありますよ
若い世代はYoutubeを見て育ってきているので、生の英語に触れる時間がほかの世代に比べてながく、英語の発音がいい、という傾向もいいたことがありますね。たしかにおじさん、おばさんよりも、若い子のほうが英語の発音がきれいな気がします。
2.英語レベルは高い
TOEIC800点台くらいまでであれば、フィリピン人講師の方が語彙力も話す力も圧倒的に上です。
ですから、中級者も安心してレッスンが受けられますし、確実に先生の方が英語力が高いです。
そもそもフィリピンでは字幕なしで英語の映画やドラマを理解して、笑うべきところで笑えますから、ベースの英語力が高いです。さらに加えて、厳しい選考を経て採用された先生たちです。
もしフィリピン人先生の英語レベルってどうなの?と気になっているとしたら、例えばTOEIC満点に近い上級者とかではない限り、気にする必要ありません。
3.楽しませてくれる先生が多い
一般的にフィリピンの先生はフレンドリー。 ※もちろん個人差もありますけど
笑顔ですごい褒めてくれたり、ヨイショしてくれたり、盛り上げてくれる先生が多く、これはなかなか他の国の先生にはないところです。
今を楽しむことができる国民性からくるものなのか、フィリピンの素晴らしい所です。
先生に何を求めてるんだよ?って言われるかもしれませんが、楽しめたほうが勉強もはかどりますよね?
褒められるってうれしいですよね?とくに英会話をはじめたばかりで自信がないときに褒められるのってすごいうれしいはず。
フィリピン人の先生は、全般的にやさしく、盛り上げてくれる先生が多いので、特に英語初級者におすすめです。
4.ネイティブの英語のように変化しないからわかりやすい
ネイティブと話すとわかりますが、かなり英語をくずして話します。
I am going to “私はこれから~する” を会話でこのまま発音するネイティブはほとんどおらず、I’m gonna と変化します。
上級者を目指すレベルになると、ネイティブ特有の言い回しを理解することに興味がでてきますが、はじめのうちは、そんなことを覚えても負担が増えるだけ。まずは誰もが理解できる基本から覚える方が効率がいい。
フィリピン人講師でいきなりそんなこなれた英語を教える人を私は見たことがないので、安心してレッスンを受けられると思います。
5.ネイティブに比べて割安なレッスン料
ネイティブの先生とのレッスンと比べると、レッスン料が割安になります。これは主に人件費、物価の差です。 フィリピンの大卒の平均月給は 4万円弱で、日本を20万円とすると約5分の1です。
参考 New Graduate Salaries in the Philippines, AVG 16,933 Php Per Month
ちょっと脱線しますが、一般的に日本は新卒社員と部長の年収で3~4倍程度しか違いがないと思いますが、フィリピンは10倍くらいの差があったりします。フィリピンは若いうちは給料が安いということです。
ただフィリピンも年々物価、人件費が上がっているので、フィリピン人講師とのレッスン料も上がってくるはず。今のうちにフィリピンの先生のレッスンを割安で受けて、英語力を上げてしまいましょう!
フィリピン人講師が教えてくれるオンライン英会話はこちらの記事にまとめています。
まとめ
オンライン英会話でフィリピン人講師を選ぶ理由
- 訛りはあるけど少な目
- 英語レベルは高い
- 楽しませてくれる先生が多い
- ネイティブの英語のように変化しないからわかりやすい
- ネイティブに比べて割安なレッスン料
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。