海外出張や海外赴任におすすめの財布の選び方【元海外駐在員がポイント3つを解説】

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

この記事でわかること

  • 海外出張、海外赴任、海外旅行用のおすすめ財布の選び方

海外では日本よりも治安が悪いことも多く、スリやスキミングにあって後で後悔しないように財布は日本で使うものとは違うものを用意しておいた方が安心です。

この記事では治安の悪いことでも知られるフィリピンで4年間海外赴任をした私が、どんな財布なら便利で安心なのかを実体験から解説します。

海外出張や海外赴任だけではなく、海外旅行に行く場合にも参考にしていただけると思います。

目次

パスポートが入って薄型で前ポケットに入りスキミング防止がついている財布がおすすめ

海外赴任や海外生活でどんな財布を選べば便利かポイント3つをまとめます。

  1. 薄型の財布、前ポケットに入れて邪魔にならないもの
  2. パスポートが入るサイズ
  3. スキミング防止機能がついている

これらを解説します。

薄型の財布、前ポケットに入れて邪魔にならないもの

海外生活用の財布を選ぶ際の1つ目のポイントは、薄型の財布であることです。

ジーンズやスラックスの前ポケットに入れても邪魔にならないサイズであることが大事です。

これには2つ理由があり、1つ目はカバンを持ち歩かなくて済むこと、2つ目は後ろポケットに財布を入れてしまわないためです。

カバンといってもリュック、小さめのバッグなどいろいろな形がありますが、そもそも荷物を持っていると狙われる可能性が高まります。

特にこの画像のようなバッグは、便利だから40代以降の男性はよく使っている人を見ますけど、結構スリに狙われることがあり、危ないです。

私が住んでいたフィリピンで実際に遭遇したのは、夕飯食べに行く途中、上の写真のようなバッグを友人が持っていて、見た目は無邪気なストリートチルドレンが3,4人で私たちを取り囲み手を出してお金をおねだりされました。

実はこれ対応に困っているすきにバッグのチャックを開けて何かを盗もうとする手口で、私の友人のバッグは後で見たらファスナーを開けられていました。

財布はズボンのポケットに入れていたので何も取られずに済みましたが、バッグを持っていると狙われやすくなるのは事実です。

だから、ズボンの前ポケットに入れてもスッキリ入る薄型のものを選んでおくことがおすすめです。

それと、後ろポケットに財布を入れるのは絶対に止めましょう。恰好のカモです。

これも私の友人の話ですが、フィリピンの有名なショッピングモールSMのスーパーで買い物をした後、両手に荷物を持ち、後ろポケットに財布を入れて歩いていたところ、財布をスラれてしまいました。クレジットカードや日本の免許証などが入っていたので、日本に帰国しなければならなくて大変な思いをしていました。

はじめは警戒心があっても、慣れるとだんだんとユルんでくるものです。

そんな時に、つい日本の習慣で後ろポケットに財布を入れたりしないように、薄型の財布を選んでいちばん安全な前ポケットに入れておけるようにしておくのがトラブルを避けるために大切です。

パスポートが入るサイズ

「外務省 海外安全ホームページ」にあるように、海外にいる日本人は常時パスポートを携帯する必要があります。

パスポートは世界で通用する身分証明書であり、国外にいる間の日本人としての証明書として、常時携帯している必要があります。パスポートの不携帯を処罰の対象とする国がある一方、パスポートのコピーを携帯すれば問題がない国もありますので、事前に渡航先国の事情を調べて、適切に管理してください。

外務省 海外安全ホームページ パスポートについて

海外にいてトラブルに巻き込まれないためには、自分の身分を証明するものが必要です。

私のいたフィリピンではトラブルに巻き込まれたときの外国人の立場は弱いので、気を付けて行動をするとともに、証明するものを持っていることは大切です。

例えば海外に住んでいて、パスポートを家に置いたままにしていて、地震などの災害がおきて住んでいる地域の建物が倒壊してしまったとしたら、パスポートを取りに行くこともできません。自分の身を守るために、海外にいるときには念入りに対策をしておきましょう。

パスポートのサイズは12.5センチ×8.8センチなので、長財布にはスッポリ収まるくらいのサイズです。

ただ長財布は前ポケットに入れるには大きすぎるサイズなので、パスポートがちょうど入るようなサイズで探すのがおすすめです。

スキミング防止機能がついている

海外では日本以上にクレジットカードの不正利用が発生しやすいので注意が必要です。

空港のお土産屋で使ったとき、ATMを使ったときなど実際にカードを使ったときに被害に会うこともあれば、近距離の無線通信でカード情報を盗み取られるスキミングに合うこともあります。

こんな被害にあわないためには、クレカを使う場所を限定することと、情報を盗み取られないように、スキミング防止機能がついた財布を選ぶことです。

その他のおすすめ

いままで機能面やサイズについてポイントを説明をしてきましたが、見た目もやっぱり大事ですよね。

機能が良くたって見た目がダサい、ショボいものは使わなくなります。

ビジネスシーンでもプライベートでも使って浮かないようなデザイン、見た目のものじゃないとダメです。

かといってあまりブランド物とひと目でわかるものは治安の悪い国に行った場合は狙われる心配もあるので、バランスをとった財布選びがおすすめです。

海外赴任や海外旅行、海外出張ならこの財布がおすすめ

どんな財布を選ぶべきかはわかったけど、実際にどんなものがあるのかわからない、という人に、私が実際に2年半使い続けている財布をご紹介します。ベルロイのレザートラベルウォレットです。

ベルロイはオーストラリアで2010年に創業以来、スリムな財布作りを追及している人気のブランドです。

ANAの機内販売でも長年売られているので海外に行く機会が多い方は見たことがあると思います。

パスポート、紙幣、カード類をいっぱいに入れてもそんなに膨らまないので、前ポケットに入れても邪魔にならないのが便利なんです。

海外出張や旅行に行くときもパスポートや航空券をまとめられてスマートに対応できるし、現地滞在用の財布として使えるのでひとつ持っておくと便利です。

デメリットとしては、レザーの質や作りが悪いという口コミをネットでみかけますが、確かに高級ブランド品に比べると見劣るかもしれませんが、2年半、毎日使っていて、とくに壊れるところなく使えていて満足です。小銭入れがないので、小銭はポケットに入れるか、お釣りで小銭が出てきたときには受け取らないでチップとして渡してしまうのも良いと思います。

実際に私が買ったトラベルウォレットの新品時と、2年半使った後の見た目を比較してみます。まずは新品時の写真から。

2年半使った見た目はこんな感じ。ところどころ傷はついているけど、前ポケットに入れているので、お尻でつぶしたりしないから形はそんなに崩れてないと思います。

開くと片面がパスポートが入るピッタリの大きさのポケットがあり、取り出ししやすく便利です。カードは外側に4枚、内側に2枚入り、スキミング防止機能も付いていて安心です。

中は2つのポケットがあり、外側は隠しポケットになって見えないようにできるので、たくさんお金を持ち歩いているときでも隠せて安心です。

このベルロイのトラベルウォレットは、前ポケットにすっぽり入るので、パスポートとお金、カードを入れて手ぶらで出掛けられて、本当に便利です。

私はこのベルロイのトラベルウォレットを海外に行くときには常に持ち歩いています。

一緒に海外を旅する相棒という感じで愛着が沸くし、ブランド品まではいかないけど、ビジネスシーンでも見られて恥ずかしくないし、とにかくバランスの良さがいい感じです。

まとめ

この記事をまとめます。

海外赴任・海外旅行用のおすすめ財布の選び方

  • 薄型の財布、前ポケットに入れて邪魔にならないもの
  • パスポートが入るサイズ
  • スキミング防止機能がついている

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!

あわせて読みたい
海外赴任中は日本の携帯番号を維持した方が良い理由【赴任前に読んでほしい】 この記事でわかること 海外赴任中は日本の携帯番号を維持したほうが良い理由 携帯番号を維持するおすすめの方法 海外赴任中に日本の電話番号をそのままにしておいたほう...
あわせて読みたい
海外赴任で疲れた人に読んでもらいたい!駐在員10の心得【海外赴任を楽しむコツ】 この記事でわかること 海外赴任4年の経験からまとめた「駐在員10の心得」 海外赴任をしてみるといろんなストレスを感じるものです。現地社員が指示がないと動いてく...
目次