この記事を読んでわかること
- 発音を学ぶとスピーキング力・リスニング力どちらも上がる
英語の発音を学び練習することで、スピーキング力が上がるだけでなく、リスニング力も上がることを知っていますか?
発音でリスニング力?関係あるの?と思うかもしれませんが、正しい発音を知らないと、英語の音声を聞き取るときに、仮に知っている単語だとしても、頭の中で結びつけることができずに、知っている単語だと気づくことができないんです。
知っている単語なのに、聞いたときに理解できないなんてもったいないですよね。だから発音を学び身につける必要があります。
この記事ではTOEICなどでリスニング力を上げたい方も、英語の発音を練習したほうが良い点について解説します。
この記事を書いている私は4年間フィリピンで英語で仕事をしてきました。社内では通訳を任されたこともあります。いままでに13社のオンライン英会話のレッスンで英語を学んできました。
【体験談】オンライン英会話の発音レッスンは発音矯正とリスニング力向上に効果あり
英語の発音練習は、スピーキング・リスニング両方に効果があります。
せっかく単語の意味と発音を覚えたけど、もし間違えて発音を覚えていたらどうなるでしょうか?
残念ですが、リスニングの時に自分が知っている単語と結びつかないので何を言われているかわからない、ということが起こります。
これ、もったいないですよね?
またネイティブの英語の発音は単語と単語をくっつけて発音したり、発音しない音があったりするので、そういうルールも知らないと聞き取ることができないことがあります。
具体的には以下のような法則があります。
- リンキングサウンド(単語と単語がつながって発音される)
- ドロッピングサウンド(音が脱落して発音しなくなる)
単語の発音が変ってしまう事実を知らない限り、元の単語を知っていたとしても、何を言われているかわからないわけです。それぞれ解説します。
リンキングサウンド
アメリカ人などのネイティブは単語と単語をつなげて発音をしますので、元の単語の発音とは違う発音になることがあります。
なんでなのか?とあまり考えずネイティブの習慣と思って覚えてしまったほうがよいです。
例えば、子音+母音の組み合わせで発音が変わる例を挙げます。
- in a [ina, イナ]
- based on [base-ton, ベーストン]
- with a [wi-tha,ウィザ]
単独の単語のときは「イン ア」だったはずが、合わさると「イナ」と発音されたり、「ベースド オン」だったはずが、「ベーストン」に省略されます。
こういう発音の変化のルールを知らないと、さっぱり相手が何を言ってるのかわからないですよね。
発音を勉強することで音の変化のルールを覚えるので、結果的に英語が聞き取りやすくなりリスニング力向上にも役立ちます。
ドロッピングサウンド
もう1つは、例えば h の音が省略されてしまうパターンです。
- about this (abou-diz, アバウディズ)
h の発音が消えて、dに変わるなんて知らなきゃわからないですよね。
私はオンライン英会話で発音矯正を受けてルールを学んでいくことで、自分の発音を直しつつ、リスニング力が上がったことを感じることができました。
発音で注意した方がいいこと
参考として私が発音矯正でどんなことを先生から指摘されたか?をまとめました。
はじめは語尾がよく聞こえないと言われた
単語の最後の音が聞こえないよ
発音練習の教材を読んだとき、先生から「語尾が良く聞こえない」と言われていました。例えば、単語の複数形で最後にsを付けることがありますが、このsが聞こえないと言われました。
あとは、単語の過去形のedを語尾につけて発音するところが良く聞こえない、とも言われました。
L R, TH の発音がはっきりしていない
さらに定番ともいえる、
- th (舌を上下の歯で挟むようにして ス ッ と発音)
- L
- R
thの音が聞こえないよ
Rの音がLみたく聞こえるよ
こんな感じのアドバイスももらいました。私は特に LとR が続く単語が苦手です。例えば
relaxing
という単語をスムーズに発音するのがめちゃくちゃむずかしい。このように、直すべき発音を指摘をしてくれるので、間違いをひとつずつ直しているような感じです。人に指摘してもらわないと発音はなかなかわからないものです。
しかも普段わかりづらいなと思われていても誰も指摘してくれていない可能性もあるので、自分で気づいて直していくべきです。
英語の音読スピードが上がった
私が受けたのはネイティブキャンプの「発音矯正トレーニング『実践発音』」です。
このレッスンでは、教材を制限時間内に音読するタイムトライアル制の音読練習をします。この練習を通して英語を音読する速度が上がりました。
実感するのは、例えば英語の勉強として洋画や海外ドラマを観ているとき。いままでは英語字幕を追っているだけでしたが、音読の速度が上がったことで、 俳優のセリフと合わせて音読、シャドーイング練習することができるようになりました。
もちろん完璧にできるわけではないですけど、前より追いつけるようになりました。音読スピードが上がった証拠だと思います。
ネイティブキャンプ公式サイト
ネイティブの発音ルールを学んだ結果
どういうルールで発音が変わるのか?をネイティブのルールを学んだ結果、自分の発音が良くなっただけでなく、リスニング力も上がりました。
いままで聞き取れていなかったのは、自分が正解だと思っている発音との結びつきができなくて、理解ができていなかったんですね。
リスニング力が上がることは、はじめ全く期待していなかったので、うれしかったです。
リンキングサウンドとドロッピングサウンドのルールを知っただけでも発音、リスニング両方を強化できました。
いまいち信じられないな~と思う方もいるかと思います。本当に効果がありますので、一度お試しでもいいので発音矯正をやってみることをおすすめします。
参考として私が受けたレッスンはネイティブキャンプの発音矯正コース。
初級・中級、上級があって、それぞれ30個の教材があるので、全部で90個の教材があります。私は全てのレッスンを受けました。
だいぶ発音がマシになったと思うし、リスニング力が上がったと思います。
発音矯正の教材のあるオンライン英会話を3つご紹介します。
- レアジョブ :発音ベーシックサウンド(20レッスン)
レアジョブ英会話公式サイト - DMM英会話 :発音 (50レッスン)
DMM英会話公式サイト - ネイティブキャンプ :発音コース(91レッスン)
ネイティブキャンプ公式サイト
この中でどうして私がネイティブキャンプを選んだかというと、24時間開講していて、月額6,480円(税込)のみで何回でも英会話レッスンを受けられるからです。
レアジョブとDMM英会話は、1日2回以上のコースは月額1万円を越えることを考えると、圧倒的なコスパの良さです。
かといって質が低いということは全くありません。
発音レッスンに興味がある人は、ネイティブキャンプの7日間無料体験トライアルをためすことをおすすめします。
トライアル中も1日何回でもレッスンが受けられから無料で発音矯正を習うことができます。
7日間の間に退会すれば完全に無料で、試して損はないので、ぜひ勉強に使ってみてください。
ネイティブキャンプ公式サイト
オンライン英会話の発音矯正レッスンの効果のまとめです。
TOEICのリスニング力が伸び悩んでいる人や、英語の発音を良くしたい思っている人、どちらにも発音矯正レッスンはおすすめです。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。