英語は簡単な単語だけでいいってほんと?仕事で英語を使うようになってわかったこと

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

英語は簡単な単語だけでいい、それだけでも会話は十分に成り立つから、というような話を聞いたことがあると思います。

それって半分正解だけどやっぱりそれだけじゃ足りないんだよなということが英語を使いはじめるとわかってきます。

この記事ではそんな自分の経験からわかったことをまとめたいと思います。

この記事を書いている私は25歳から英語勉強をはじめて約5年かけてTOEICを340点から820点まで上げて英語を使う職場に転職しフィリピンで4年間英語を使って仕事をした経験があります。

目次

英語は簡単な単語だけでも通じるからいいってほんと?

1500語のみで英会話は成立する

私が英語を使う仕事を始めたばかりで苦戦していたころ、グロービッシュというものに本屋で出会いました。

大まかな話としては、世界にいる英語を話せる人のうちのほとんどが英語を母国語としない非ネイティブであり、共通語としてシンプルな英語でコミュニケーションをとることを推奨しています。

もう古い本で廃版になっていますが一応紹介するとこんな本です。

自分が話す英語は簡単にシンプルな方がいい

私はグロービッシュを知り、「そうかー!もうこれからは簡単な単語だけで俺は世界を歩んでいくんだ!」と思ったものですが、次第にそうはいかないことに気づきました。

先ほどの本にもある通り自分が伝えたいことを話すだけなら簡単な単語だけで全然問題ありません。

簡単な単語で自分の言いたいことが言えるならその方が誤解もないし、相手も全員が英語ネイティブではないのでみんながわかるレベルの英単語の方が都合がいいわけです。

私も自分が話す英語は本当に簡単なものばかりです。基本的にはグロービッシュで言われているような1500語、中学生や高校生くらいで習う単語以外を使っていません。

いろんな人と英語でコミュニケーションするには簡単な英語だけではダメ

じゃあやっぱり簡単な英語だけでいいのかというとそれが違います。やっぱり英語はいろんな単語やフレーズを知っておく必要があります。

なぜならそれは相手が使う英語を理解するためです。

自分は1500語しか使わなかったとしても、相手もそのルールで話しているわけではなく、当然1500語以上のボキャブラリーから単語を使われることもあります。

その時にその英単語の意味を知っているかもしくは全体から意味をイメージできないとコミュニケーションがスムーズにいかない場合があります。

そうなると相手に気を遣わせるんですね。

あまり英語わからないみたいだな

そんな風に思われると仕事の場面でお互いにコミュニケーションをとることが必須であれば、言い方をわかりやすくしてくれたり、話すスピードを落としてくれたりと気遣いをしてもらえることもあります。

でもプライベートではどうでしょう。相手が自分に興味を持ってくれていたら仲良くなりたいのでずっと気を遣って話してくれたりしますが、そんな状況の方が少ないですよね。

もしくは日本人に興味がある人や、外国人とのコミュニケーションが好きな人もいますので、そういう特別な人とは交流できても大多数の人はそんな感じではなく、めんどくさそうにされるわけです。

色んな英語の単語やフレーズを理解できないと話す相手が限定されてしまう

グロービッシュはファーストステップの目標として最適

別にいいんですよ、簡単な英単語を選んで使ってくれたり気遣ってくれる人と仲良く交流するだけでも全然良いんです。

非ネイティブ同士で共通語の英語を使ってコミュニケーションをとれるようになることは楽しいし、私もフィリピン赴任時にはお互いネイティブではない英語を使い仕事をしたり、友達ができたりと良い経験ができました。

だからはじめの一歩として簡単な英語を使った英会話ができるようになるのはとても良い目標だと思います。

グロービッシュの次はネイティブとのコミュニケーション

グロービッシュのように簡単な英語でコミュニケーションが取れるようになってからのステップは少し難しいです。

どうせならかっこよく英語を操れるようになりたいとは誰もが思いますが、そのレベルに到達するには更に高い壁があります。

また既に最低限の英語でのコミュニケーションは出来てしまっているので、それ以上の習熟度を上げるにはなかなかのモチベーションと時間を使う必要があります。

私自身も英語のニュースを読んで新しい単語を目にして意味を調べたり、ポッドキャストでネイティブの英語を聞いたり、今でも通勤時間に英語の勉強をしていますが継続は難しいですね

相手がいろんな言葉を使ったときにも理解してコミュニケーションをとるためには英単語やフレーズを1500語以外にも覚えている必要があります。

特にネイティブと話すときにはその傾向は強くなります。

自分が話す英語は簡単でOK。相手の英語の理解にいろんな英単語を覚える

この記事をまとめます。

自分が話す英語は簡単な英語でOKです。ただし相手が話す単語やフレーズを理解するためにいろんなものを覚えておく必要はあります。

グロービッシュという1500語を使って英語のコミュニケーションを取るという考え方があり、はじめの一歩としてそれができるようになることを目標に勉強するのは良いことだと思います。

私も簡単な英語でコミュニケーションができるようになってから転職ができたりフィリピンで働く経験ができたりと世界が広がりました。

あわせて読みたい
英語勉強が続かなかった私が英語を身につけ海外で働くことができた話 この記事でわかること 25歳TOEIC300点台の英語初心者から海外で働くまでに試して効果があった英語勉強法 「今さら英語を勉強しても遅いよ」 社会人になってから英語勉強...
目次