【2020年】フィリピン総合指数、大暴落後の半値戻し達成

COLUMN

2020/6/4にフィリピン総合指数(PSEi)が過去一年の最高値と比較して半値戻しを達成し、以下のツイートをしました。


「半値戻し」ついては以下のように言われています。

相場の格言の一つで、下落幅の半分まで値を戻した相場は、今後もとの水準まで戻る勢いがあることをいう。一方で、一度下げた相場が半分まで戻したら、欲張らずにそこで利益確定売りをした方がよいという見方もある。

引用元:野村証券 証券用語解説集

これについてまとめます。

この記事を書いている私は、フィリピンに住んでおり、趣味でフィリピン株のこと勉強しています。勉強だけではつまらないので少し投資も。本職はまったく株とは関係ありません。



【2020年】フィリピン総合指数、大暴落後の半値戻し達成

Investagramから引用

上記の画像がPSEiの直近一年間のチャート。
・2019/7/15の終値8365.29ポイント(① 最高値
・2020/3/19の終値4623.42ポイント(② 最安値
・2020/6/4 の終値6517.49ポイント(③ 半値戻し達成

これを解説します。

半値戻しは全値戻し?

半値戻しのラインは6494ポイント

最高値(8365.29ポイント)から最安値(4623.42ポイント)を引くと、下落幅は3741.87ポイント。これを半分(半値)にすると1870.935ポイント。2020/3/19の終値4623.42ポイントに半値の1870.935ポイントを加えると6494.355ポイント。


上記から「6494.355ポイント」までPSEiのポイントが戻れば半値戻しができたといえます。これにたいして、2020/6/4の終値6517.49ポイントをつけたので、半値戻しを達成したということになります。

新型コロナウイルス対策などのフィリピン事情

そもそも3/19の大暴落は新型コロナウイルスによる世界的な外出禁止令による影響です。以下はざっくりフィリピンが実施してきたロックダウンの流れ。おもに首都マニラ視点で書いています。

  • 3/17 Enhaned Community Quarantine(略してECQ、いわゆるロックダウンで交通機関ストップ、隣の市に移動基本禁止、スーパー、薬局以外閉鎖)が首都マニラ中心に開始
  • 5/16 Modified Enhanced Community Quarantine(略してMECQ、少しロックダウンが緩くなり店が開きはじめました)
  • 6/1  General Community Quarantine(略してGCQ、交通機関が限定的に再開、店はほぼ再開、夜間は外出禁止)


New Normalがはじまり、少しずつ再開してきていますが、元通りには程遠い状況。実際に街をみてみると、店が再開せずに閉まってしまったところもあるし、失業者も半端なく増えるといわれています。フィリピンに残る家族の生活を支えている220万人の出稼ぎ労働者(OFW)も世界的にCOVID19によって混乱している中では職を失ったり、雇用の機会は減ると思われ、感覚的には経済が元通りになるには時間がかかると感じます。

今後はどうなる?


全値もどしに向かうのか、2番底を迎えるのか、今後の相場の行方は誰にもわかりませんが、世界の雄アメリカは政府の緩和策による下支えもあり、株価が上がっています。フィリピンはどうなるのか。


個人的には保有銘柄全て含み損を抱えていますが、少し戻しているので、いったん売るか、逆にナンピンするか決算を見て判断していこうと思ってます。

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フィリピンのこと、株の銘柄やフィリピン財閥グループの企業相関図など、やさしく書かれているので、サッと読めて実用的です。読んで損はないですよ。以上です。

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