「マニラを半日くらいで案内できるおすすめの観光スポットが知りたいな」
という方向けにこの記事を書いています。
この記事を書いている私はマニラに住んで2年。マニラ在住で、友人や職場の出張者のアテンドで市内を案内した経験から、おすすめの観光スポットをご紹介します。
マニラ市内観光はこの3つを回ろう【おすすめ半日コース】

マニラ市内観光でおすすめする観光スポットは3つです。
- イントラムロス
- リサール公園
- マニラベイ
イントラムロス

イントラムロスとは、スペイン統治時代にスペイン人によって建てられた塀に囲まれた都市のことで、1980年代に独裁政権を築いたマルコス大統領夫人、イメルダ夫人の指揮により復旧され、スペイン風の建物の面影を残している地域です。
現在も古い建物を活かしながら大学や教会などとして現役で使われていて、マニラのほかの街とは違った風景を見ることができます。
イントラムロス(Intramuros、イントラムーロス[1])は16世紀にスペイン人たちによって建てられた、フィリピンの首都マニラの最古の地区であり、パシッグ川南岸に位置する。その名称は直訳するとスペイン語で「壁の内側で」となり、壁で囲まれた都市または要塞を意味するほか、その厚く高い壁と堀とで囲まれた構造を言い表している。スペイン時代には、イントラムロスはマニラそのものだと考えられていた。
引用元 Wikipedia
イントラムロスの中で観ておいたほうがいいスポットを4つご紹介します。
- サン・アグスティン教会
- マニラ大聖堂
- サンチャゴ要塞
- カーサマニラ
サン・オーガスチン教会(世界遺産)

サン・オーガスチン教会は、フィリピンのバロック様式教会群としてユネスコの世界遺産に登録されています。
特にマニラのサン・アグスチン教会は、1571年に建築されたフィリピン最古の教会といわれている。この教会の礼拝堂にはステンドグラスの窓と、天井と壁に壁画が残っている。
引用元 Wikipedia
第二次世界大戦中、多くの教会が爆撃により崩壊した中で、この教会だけは被害を受けずにいられたということでも知られています。
休日に教会に訪れると結婚式を挙げていることが多いです。結婚式がないときには、外の扉が閉まっていることが多く、中に自由に入れることが少ないのが残念なところです。
正直なことを言うと、世界遺産と言われないと、ピンとこない場所ではありますがイントラムロスに行った暁にはマストで訪れたい場所です。
カーサマニラ

カーサマニラは サン・オーガスティン教会の前にある昔の邸宅を利用した博物館とレストラン、おみやげやさんがある比較的新しくできたスポットです。
ここのレストランのバルバラスはツアーに組み込まれていることもあるので、観光客も多く訪れます。お手頃価格でブッフェ形式でフィリピン料理が食べれます。
お昼時や、夕食時に行くと、ギター生演奏でリクエストに応じて歌を歌ってくれます。日本人とわかると「すばる」を日本語で歌ってくれますよ!(おそらくチップ要求されると思いますが50ペソくらいあげればよいとおもいます)
マニラ大聖堂

こちらも休日には結婚式が行われていることが多いです。式中も中に入ることはできますので、邪魔にならないように中に入って様子を見ることはできます。無料で中に入れます。こんな感じです。

スペイン統治時代の1571年に創設。
引用元Wikipedia
第二次世界大戦で破壊されたが、戦後にネオロマネスク様式で再建される。
アジア最大級のパイプオルガンを擁する。
あまり夜遅くは治安の問題でおすすめしませんが、夕方ライトアップされるとこんな感じでなかなかきれいですよ。

サンチャゴ要塞

スペイン、イギリス、アメリカ、日本とフィリピンを占領していた国々の軍本部が置かれた場所です。 当時の城壁跡や、収容した牢屋なども残されており悲しい歴史があった場所ですが、現在は整備されて見学ができるようになっています。
スペインからの独立に影響を与えたホセ・リサールが処刑される前まで幽閉されていたのがこのサンチャゴ要塞です。
サンチャゴ要塞の中には、ホセ・リサール記念館があり、ホセ・リサールの私物や本人が描いた絵、書物、美術品などが展示されています。
ホセ・リサールは 本職は眼科医ですが、スペイン留学経験などで培った知見を活かし書物でスペインの占領に意義を唱え、フィリピン独立を実現した初代大統領エミリオ・アギナルドをはじめとする革命家たちに大きな影響を与えた人物として知られているほか、芸術の才能もあったようです。
フィリピンの歴史に興味がないといまいちピンとこない記念館ではありますが・・・
興味のある方はぜひ観ることをおすすめします。
リサール公園

写真の天気が悪くてすみません・・
フィリピンの英雄ホセ・リサールが処刑された場所です。この写真の衛兵に守られているところにホセ・リサールが眠っているそうです。24時間体制で衛兵が守っています。
公園の中には有料で(20ペソくらい)ホセ・リサールさんが処刑された瞬間を再現した銅像が並ぶ場所があったり、なぜか日本庭園を再現した場所があったりします。
観光客も多い場所なので、馬車に乗って周辺道路を走ってくれたりもします。
いくらだったかは忘れましたが、ふっかけられるとは思います。
1回は試してもいいかもですね。

リサールパークは日中は市民の憩いの場となっており、休日は多くのフィリピン人家族連れでにぎわいます。
マニラベイの夕日(世界三大夕日の1つ)
誰が決めたか知りませんが、世界三大夕日と言われるものがあるそうです。
- 釧路
- インドネシアのバリ
- フィリピンのマニラ
写真がないのがごめんなさいですが、真っ赤な夕日が海に落ちていく風景はとてもきれいですので、一見の価値ありと思います。
場所はフィリピンの巨大モールのSMモールオブエイジア沿いの海岸線にレストランが並ぶ通りがあるので、そこから見るのがおすすめです。
半日でまわるためには車が必要です
ご紹介した3つの地域ですが、ニノイアキノ空港からは1時間くらいの距離です。3つの地点はとても近いので、車さえあれば効率よく半日で回ることができます。
電車やバスなどの公共機関を使って回ろうとするのは、結構ムリがあります。
歩いて移動するのも治安を考えるとイマイチなのでやめましょう。
Grabもつかまりにくいこともあるので、車は確保しておきたいところです。
- 現地オプショナルツアーに参加する
- ドライバーとガイドつきの車をチャーターする
現地オプショナルツアーに参加する
現地オプショナルツアーに参加するならJTBが開催している半日観光などが日本語が通じて安心です。
半日観光ツアーであればこの記事でご紹介した場所をほぼ網羅しています。
夕日はガイドさんにお願いして、帰りにマニラベイ沿いを車で走ってもらうようにお願いできれば、車から少しみることができるはずです!
>> JTB公式サイト(マニラ半日観光)
またドライバーとガイド付きの車をチャーターしてあらかじめガイドさんに行きたいところと伝えておけば、4時間くらいでさくっとまわれますよ。こちらもJTBなので日本語が通じて安心です。
>> JTB公式サイト(ドライバーガイド付き車貸切)
マニラに来られる機会があったらぜひ一度は半日で回れますので市内観光をしてみてください。以上です!