フィリピン株では裏口上場が普通に行われているのを知っていますか?

COLUMN

フィリピン株の2018年上昇率トップ5銘柄のご紹介【テンバガーもあり】」の記事にフィリピン株では裏口上場が使われていることを書きました。

裏口上場とは?


裏口上場(うらぐちじょうじょう)とは「不適当な合併等」のことであり、非上場企業が自身より規模の小さい、または経営不振状態の上場企業を買収し、 上場企業を存続会社とした合併を行う、または上場企業と共に株式移転や事業譲渡、会社分割などを実施することで、実質的に非上場企業の経営に取り込まれた状態でありながら上場審査を経ずに上場を維持する行為。経営不振企業を利用した裏口上場は、マザーズ等の緩やかな基準により上場出来る市場が生まれたことにより、かえって高コストになり、検討する価値は著しく減少している。

引用元:Wikipedia

「裏口」という言葉からも良いイメージのない裏口上場ですが、日本では禁止されています。

フィリピンでは裏口上場は合法

対してフィリピンでは裏口上場(英語ではBackdoor Listingといいます)は上場の1つの手段として合法とされています。

なお、フィリピンでは株式上場の手段の一つとしてバックドア・リスティング(Backdoor Listing)という方法もあります。これは既に上場しているものの、休眠状態となっている会社の支配権を獲得することにより、新規上場の手続を経ることなく、実質的には上場と同じ効力を発生させることを指し、合法な手続とされています。

引用元: http://primer.ph/column/genre/philippines-law/vol122-houritsu/

フィリピンで裏口上場がよく使われる理由、ずばりそれは「上場審査」がめちゃくちゃしんどいものであるからに違いありません!

例えばフィリピンのお役所仕事の遅さ、担当者によってブレブレ(言うことがちがう)な対応により被害をうけたことのある方、書類を何枚も何枚も書かされた方は、よくおわかりとおもいます。

そんな面倒な手続きをフィリピンで生き抜く経営者たちが待っていられるとは思えません。

フィリピンの上場企業のなかには、小規模なもの、過去数年売上がないような休眠会社が存在していることも後押しして、裏口上場の手法が使われています。

フィリピン株式市場の裏口上場の例

近年の裏口上場の例としては、 フィリピン航空持株会社PALホールディングス、
不動産企業センチュリー・プロパティ―ズ・グループ(CPG)、カジノ企業ブルームベリー・インベストメ ント・ホールディングス(ブルームベリー)やメルコ・リゾーツ、
学校チェーンのSTIエドケーション・サービス・グループ(STI)、洋酒のエンペラドール、飲料関連持株会社のマッケイ・ホールディングス、鉱業のグローバル・フェロニッケルなどが挙げられる (18年9月11日の フィリピン証券取引所回覧06047-2018号などより)。

引用元: https://pheconomist.com/headline/id=56740

引用した記事に挙げられているセンチュリー・プロパティーズ・グループ(CPG)は2011年に裏口上場果たした企業ですが、この際も株価が10倍上がりテンバガーとなりました。

そうなってくると休眠状態の上場銘柄があといくつ残っているか?https://manilike.com/philippine-stock-market-all-list/

これから上場を狙っている経営者は残った休眠上場会社を椅子取りゲームのように狙ってくる可能性があるということです。

さていったいいくつの企業が休眠状態に近いのか・・

これから全銘柄をチェックして次のテンバガー銘柄探しをしていきたいと思います。

フィリピン株全上場企業269銘柄を一覧にしてご紹介した記事はこちら

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